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カード紹介のコーナー

続き

特にユニットを多面展開して戦う「ゴールドパラディン」や「ロイヤルパラディン」「エンジェルフェザー」「ノヴァグラップラー」などはコンセプトそのものを否定され、カオブレとまともに戦えるのはトリガー効果を封じる力を持ち、ブレイクライドによって強力なVスタンド攻撃ができた「ドントレヌーベル」と退却で盤面を空け、Vスタンドで攻撃する「撃退者」ぐらいだった。

カオスブレイカー単体では大量退却&ドローはできないが、「星輝兵 インフィニットゼロ・ドラゴン」からのブレイクライドで2体、「星輝兵 ダストテイル・ユニコーン」で1体、カオブレ自身のスキルで1体呪縛と、他のカードとのコンボで大量呪縛が可能で、ブレイクライドの効果が切れた次のターンからは自身のスキルや事前にコールしていた「獄門の星輝兵パラジウム」で再度呪縛したり、「星輝兵 コロニーメイカー」で2体目以降のダストテイルを呼んで呪縛するなど、常に位に戦いを進めることができた。

「撃退者」のところで書いたように、呪縛の弱点は呪縛されないよう盤面をある程度空けて戦うことで、こうされてしまうとリンクはなかなか攻め切れず、カオスが登場してもこの弱点は解消されなかった。しかしカオブレ登場から約4か月後ぐらいに発売されたパック「無限転生」でついに盤面に相手がいなくても山札から呪縛できる「星輝兵 コールドデス・ドラゴン」が登場。このカードのとうじょうによりカオスはそれまで苦戦していた撃退者にも強く出れるようになった。

その後、双闘(レギオン)環境に突入した後は初のノーコスト呪縛ができる「伴星の星輝兵 フォトン」やブーストでΩ呪縛可能な「星輝兵 ボルトライン」を獲得したものの、ヴァンガード単体で高いパワーを持つ「シングセイバー・ドラゴン」や「ファンブラAbyss」の登場で、あまり表舞台に現れることはなくなった。

超越環境に入っても他の強力デッキに押され、登場はますます減っていった。

このままカオスは過去の栄光となる。誰もがそう思っていた。
だが、復活の時はすぐそこまで迫っていた...。

続く

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