ドーモ、あんまりデュエルマスターズばっかり紹介するのもあれなので今日は遊戯王より悪夢の9期末期の悪魔である「十二獣モルモラット」を紹介します。
まずは「十二獣(じゅうにしし)」というこのカードの所属するテーマの紹介を紹介をした方が分かりやすそうなのでそちらからやっていく。
このテーマは名前の通り十二支をモデルにしたXテーマで、そのXモンスターは何を血迷ったのかターン1で十二獣モンスター1体の上に重ねてエクシーズできるというテーマ。
モルモはネズミ担当。
これを踏まえてこのカードのスペックを見ていこう。レベル4・地属性・獣戦士族で攻守共に0、召喚成功時に発動する「十二獣」カードを墓地に送る効果...と、ここまではいいのだが問題はここから。
このカードが獣戦士族Xの素材になっている時にある効果を与える効果を持っている。その効果というのが、ターン1(ちなみに名称ターン1じゃない)で素材を1つ取り除いて手札・デッキから「十二獣モルモラット」を1体特殊召喚するというもの。
ターン1がついているので一見普通に見える(いや見えんか)と思うのだが十二獣Xには素材を墓地のカードと交換できる「十二獣タイグリス」やつがいるわけで、結果モルモ2のフリーチェーン破壊持ち十二獣X1という盤面ができる(まだ十二獣以外で展開できる)。
そしてさらにヤバイのがこれが召喚権を使わずにできること。どういうことかといえば「十二獣の会局」という永続魔法があり、こいつは場の表側のカードを1枚破壊してデッキから十二獣モンスターを特殊召喚することができる。しかもこれ、特殊裁定で自身を破壊できる...後はわかるね?
そこに追加してこれの他に別の召喚権を使わない展開方法もあるわけで(字数が足りなくさそうだから省略するが)。
まぁこんなんだから当然のように環境を取る。もっと言えば展開がメインデッキを圧迫しないためどんなデッキにも入りうるわけで、どこを見てもこいつがいるという環境に。本当にどこにでも出るので入賞デッキ全部の頭に十二獣とつく始末。
次の制限改訂で展開の主軸パーツ(会局はノータッチ)が規制されるも止まらず準制限を経由して制限に。こうして十二獣環境は終わった。
なお最近だとアーゼウスのせいでときたま環境にいる模様。
今日はこんな悪魔を紹介しました。