《バックグラウンドストーリーを語らせて下さい!其の六》
本日は東京ディズニーシーの大人気アトラクション「タワーオブテラー」のバックグラウンドストーリーを紹介します。2006年9月4日に東京ディズニーシー5thアニバーサリー(当日)の一環としてにオープンしたこのアトラクションは総工費210億円をかけて建設されました。他の海外パークにも類似アトラクションがありますが、シーのはオリジナルストーリーに基づき展開されています。タワーオブテラーのストーリーを3日間に分けて見ていきましょう…
○今日はまずストーリーに出てくる登場人物を知ろう…Part1
・ハリソン・ハイタワー三世
1835年、ニューヨーク生まれ。冒険家。頭脳明晰だか、傍若無人で傲慢。1892年には自分のホテル「ホテルハイタワー」を開業。1899年12月31日から消息不明。
・シリキ・ウトゥンドゥ
ムトゥンドゥ族(Level13実施期間中はスワヒリ語)で「災いを信じよ」という意味。部族にたらい回しされハイタワー三世が発見したときにはアフリカ、コンゴ川流域のムトゥンドゥ族が祀っていた偶像を所有している部族を攻撃しようとすると恐ろしい呪いにかかるらしい。所有する部族には始めは幸運が訪れるが、徐々に災厄が起こり、最悪の場合、部族まるこど地上から消すらしい。偶像の一部には古代の呪術師の遺骨または遺体が使用されているという。また、扱う際には下記の決まりを守らないと不快感を与え、呪いにかけられてしまう。
* 火に近づけない
* ひたすら偶像を敬い、恐れる
* 雨や風にさらさない
* 屋内に置いてはいけない
* 完全に覆ってはいけない
* 埋葬したり、他人に譲渡したり、捨てたりしてはいけない
などである。特に、シリキ・ウトゥンドゥは敬われることを望むという。
・キジャンジ
ムトゥンドゥ族の首長。ハイタワー三世のシリキ・ウトゥンドゥ買収提案を断るが、密かに彼がシリキ・ウトゥンドゥを強奪する事を望んでいた。目論見通りにシリキ・ウトゥンドゥを奪われる形で体よく押し付ける事に成功したものの、後に他の部族に攻撃を仕掛けられ死亡。
続く…
それでは今回はこの辺で…また次回をお楽しみに!