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運命のひととは絶対に結ばれるものだと思ってたの

あなたは言ったわ
「僕と君は赤い糸で繋がってなかった。
 運命じゃなかったんだよ。」
最後までロマンチックでポエミーね
馬鹿みたいな駄作で嗤っちゃう

あなどらないで
わたしはわたしの運命のひとが誰かくらい
自分でちゃんとわかってる
男に「こうだよ」って言われて
「ああそうなのね」って信じこむほど
か弱くて可愛い女じゃないわ

わたしの運命のひとはあなた
だけどあなたの運命のひとはわたしじゃなかった
それだけ
そう、それだけね

こんな結末思ってもなかった
一方通行の赤い糸
わたしの小指からもう溶けたわ
さよならって言えたから
未練たらたらも消えてった

わたしはわたしの世界をゆくわ
あなたはただの通行人
この世界に招き入れるひとを見つけなくちゃ
別に運命のひとはひとりじゃないんだし
そうでしょ?

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