なにかの、 だれかの、 イチバンになりたい。 些細なことでもいい、 ちっぽけなことでもいい、 なんでもいいから、 わたしがイチバンになれる 賞をください。 親でも先生でもいい、 友人でも恋人でもいい、 だれでもいいから、 わたしをイチバン好きだと 言ってくれませんか。 どこに属していても “その他大勢” “可もなく不可もなく” そんなわたしの劣等感。