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冒険隊~森の勇者~③

その涙が溢れすぎて、私たちを包んだ。
それはどこかへ流れていくようで、私たちが別の生き物になっていくようで…。
いつの間にか、見覚えのある生き物に乗ってどこかへ吸い込まれていった。
私と少年と何かの生き物と手を合わせた。そこから光が出て、色鉛筆で描いたような絵になった。
僕はクラスのみんなの前でニコリと笑いながらお別れをした。
私は家のドアを開けて外を見た。
僕は上履きを持って靴箱に向かった。
植木鉢を落とした。
僕らはぐちゃぐちゃになって、思いきり泣き叫んだ。
そしてやがて1本の線になって真っ直ぐ進んだ。
僕らは一緒になって、立ち向かってくる光にぶつかって、つぶれた。
僕たちこそこの森の勇者。

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