君を抱き締める
君を噛み締める
私はとろけて
君ははじけて
君が壊れる
君が溢れる
私は狂って
君は失って
私がそこに飛び込むその一瞬を
音もなく割れた君は舞う
その聖なる禁忌に私を溺れさせまいと
君の欠片をかき集め
ゆっくり傷つけないよう丸呑みし
私だけの君ではない君
すなわちそれは私たち
私たちはもう離れることはないのでしょう
さびしく
みにくく
かなしく
愛しく
いとしい
ただ一人の私の在り方
待ってました、しおりさん(笑)
これは恋なのかしら、それとも…
敢えて解釈しないのも一つの読み方なのだと最近は思っています。