0

せーの

青いくるみも
すっぱいかりんも
ふきとばすよな春の夜

いたいのいたいの飛んでいけ、って
笑ってくれた人はもういない
ならぼくはこの足に言うよ
いそげ、悲しみ、翼に変われ

いつか、ずっとむかし
木の葉が舞って包まれたとき
あらわれた赤いきものの童子は
風の又三郎だったんだね

細く、轟け、口笛よ

レスを書き込む

この書き込みにレスをつけるにはログインが必要です。