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引きこもり

しとしと雨の中1人歩く帰り道
ふと顔を上げれば
遠くの方には虹がかかっていた
「寂しいな」
吐き出した言葉は誰にも届かず
白い吐息にかき消された

手の中に光る画面の向こうには
自分じゃない自分がいて
『自分』にならなきゃいけなかった
「つかれたな」
声に出せない僕のホンネは
また心の奥底に積み上げられた

  • 生きるのに疲れるときってありませんか、
  • 誰とも話さない日々
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