2021年3月1日
入学当時はまだまだ先だと思っていた今日という日がついにきてしまった。くるなんて思ってなかったけど、今日私は3年間通い続けた高校を卒業します。
部活の最後の大会、最後の学校行事、そして受験。高校3年生にとって特別になるはずだった2020年は新型コロナウイルスによって多くを奪われました。家から一歩も出ず家で先の見えない勉強をして、あるのかも分からない部活の大会に向けての自主練をして、今までの楽しい思い出をかき集めて自分の寂しさを紛らわせて、みんな同じように辛いって分かってるのに辛いって悲観的になってる自分を嫌いになった。どうしようも無い、仕方ないって言い聞かせ続けたラスト一年でした。
でも、思い返したらそれを乗り越えた自分たちの代はまじでかっこよかったと思う！色んな制限があっても精一杯あほなことをしてふざけて楽しんでた私たちはみんなかっこよかった。悲しかったことも寂しかったことも泣いたことも沢山あった、だけど今はそれも全部清々しい思い出だから。自分の思い出を無かったことにしたくない。
大人でも子どもでもない高校生最後の今日という日に今思うことは、誰かに評価されるんじゃなくて、自分がかっこいいと思える大人になりたいということ。そのために頑張ろうって今すごく思います。今日はこんな風に思わせてくれた親や友達、先生他にもたくさんの人に恥ずかしいから普段言わないけどありがとうって伝えたい。
今日同じく卒業する生徒の皆さん、おめでとうございます！素敵な卒業式になりますように。