10年前。私は4歳だったから、とても鮮明に覚えてる訳ではありません。でも、あの瞬間、いろんな物が倒れてガタガタ震えたこと。寒くて、近所の人たちと集まってあったかくし合ったこと、避難所にいる多くの人。真夜中の余震が怖くて泣いたこと、スーパーやガソリンスタンドの長い長い行列。など、今よみがえってきたことが沢山あります。何度思い返しても、怖かったことは事実です。でも、私よりも辛く悲しい思いをされた方が同じ県にいると考えると、心が痛いです。被災した宮城県に住む身として、災害の怖さを伝えていかなければならないと思いました。