0

先生との思い出

隣のクラスの担任の、女の国語の先生、いい先生だったなぁ。
転校したばっかりでよくわからなかった私に優しく声をかけてくれて、他クラスの生徒なのに面倒をみてくれたんです。
勉強の合間にちょこちょこ書いた私の小説を面白がって読んでくれて。書くことに対して自信がなくなったときも励ましてくれて。才能あるんだから自信持って、という言葉に何度元気づけられたか。
私が文を書くきっかけになったはダンガリー先生ですけれど、それを続けていられるのはその国語の先生の言葉のおかげってぐらい、私の「書く」ことに深く関わっている人物です。
将来の夢だって、先生のおかげで本気で目指してみようと思えた。いつも私を肯定して、背中を押してくれた。
書くことを嫌いにならずにいられるのは先生のおかげです。
あと、、私が失恋したときも、「頑張ってよーこれで恋愛小説書けるじゃ~んまたいい人見つかるよー」って言ってくれて。強がって笑顔でいようとしていたけれど、いつの間にか泣いていました。本当にうれしかった。やっぱり国語の先生だな、こんなにも心に届く言葉がすらすらと出てきて。でもそれ以上に、言葉から先生の温かさが滲み出てて。
本当にいい先生でした。せめてあと一年、その先生と過ごしていたかったです。

というしんみりした思い出に浸っていた、、んですけどね。
卒業して、高校の合格通知をもらった日に、その先生から電話が来たんですよ。
「しろまる、市の小中学生卒論集に載せる用の、学校代表の卒論を書いてくれないかな。」
と言うんですよ。大きな声出して驚きましたよ!!!
次の日学校に行って話を聞くと、市内の各小中学校から代表として出された1名が書いた卒論をまとめて市が発行する本に載せるらしくて。そんな大事な1名に、学校に最後の一年間しかいなかった転校生の私を選んでくれたんです。
「しろまるしかいないと思った、あなたなら楽しんで書いてくれると思った」と言ってくれて。
何を書くか、書く上での資料はどれにするか、なども一緒に話しながら固めていきました。
「しんどー相談室」に付随した卒論を書くことにしました。今日のSOL聴きながら書きます(*´∀`)

私をいつも見つめてくれた先生。
学校で一番好きな先生。
私の書く力を買ってくれてありがとうございます。
あと少し、よろしくお願いします。

レスを書き込む

この書き込みにレスをつけるにはログインが必要です。