鬱陶しいほどに温かい腕が 僕の身体に巻き付いて それを僕は面倒くさそうに払った そしたらその人は 悲しみにも喜びにも似つかぬ瞳をした ここではないどこかを みんな探して彷徨ってる ママのお腹の中の温もりを 思い出したくて人は海に行く だって、笑えないでしょ? 心臓に必死にしがみついている 血液を、愛を だって、僕らも同じでしょ? 引力き、重力に逆らって 空へ飛ぼうとするけど 「ずっとここに居たい」って思う しょうがないよ