神さまのまぶたをすべり降りて
だれかの捨てた傘で雨宿りした日
ちぎれた靴紐もうまく使えた
まだ朝がやさしかったころ
きみがきらいだと言った歌をならべて
三等星のかけらをそうっとほどく
引っかいた右腕の内側
思い出せない涙に意味があっても
きみには関係のないことだよ
街のはずれの病院まで
散歩するような調子で来るなよ
ぼくを切りつけたナイフを掴んで
刃を折るような夢をみた
馴染みの野良猫のリズムとかくれんぼ
どうしてもゆるせない笑いかたがあるんだ
きみに送る手紙には書かなかったこと
生きているだけじゃすこし足りなくて
午睡のトーンできらめく棘にあこがれている
久しぶりにはなとらさんの詩がよめて、これは安心なのか回想なのか 波がしずまったような気持ちで ほーっとしてます。お久しぶりですカチョフです^ ^
いまはまだいまみたいなよみかたしかできないけれど、いつか天井をながめてこのことばに手を置くときがくる予感、時間をかけて 会いにいきたい詩だと、強く強く。同じくらい、やさしい朝が来ることも願いながら。
「三等星のかけら」が好きだなーー( ◠‿◠ )
カチョフのしゃちほこさん
お久しぶりです。ときたま戻ってきたくなるここのあたたかい空気には、カチョフさんのやさしさが含まれているのだなあとおもって、なんだかふくふくした気分です。
会いにいきたいと言ってもらえて、うれしくてしあわせで、わたしの言葉のほうがカチョフさんのところへ駆け出していってしまいそう! ありがとうございます。
やさしい朝、わたしも願っています。