何分経っただろう。少なくともカップラーメンはできる。
「何で…」
ポロリと涙が出てきた。
私と、同じことを考えていたんだ。やっぱり私たち親友だな。
早速、ここにあげたカメラと同じやつで空を撮ってみた。
「うん。いい感じ」
今日の空は青空だ。見事に雲1つ無かった。ここも、見ているといいな。
少しこの青空を見つめて、アルバムに目を戻した。
『別れの日。理想の空。神様からの最高のプレゼントだね』
と、カメラ機能であるタイトルをつけた。
これから、毎日撮っていこう。
私はこの青空のような気分だった。こんな王道な言葉しか思いつかないのもこんな気分だからだ。