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計画が成った

私は中学2年生のときから家が戦場と化しました。
怒鳴り声が一晩中響く中、私はこの家を一刻も早く出て、自立、その後家との縁を切るための計画を立てました。
今、思えばマンションの最上階から飛び降りかけたような精神状態でよく綿密な計画が立案できたものです。

そして、あっさりと私の要望に応えられる世界が見つかりました。ある本がきっかけです。
私は数年後に発動するような計画のために、準備を怠らずにただひたすらに耐えました。

そして、今。
あの怒鳴り声の響く中、怯えながらも確固たる意思を持って立案した計画は順調そのものです。
安定した職と収入。
飛び出してきた土地や、仕事でいつも行く先々には私とかなり仲が良かった先輩や友人たちがいます。
みんな、『君のためなら。』と、誘いに乗ってくれたり、助けてくれる人たちです。

そして、家は…。
高校卒業後に家を出て以降、顔を見せない私に連絡をしてきますが、『仕事で忙しい』と言えばなにも言えず(それで納得せざるを得ない職にあえて就いた)、ここ最近は、連絡すらも絶っています。

家を出て1年が経ちましたが、私はこれで良かったと思っています。
恐らくこの先、家と関わることは無くなるでしょう

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