嬉しかった時 苦しくなった時 泣きたくなった時 君を好きになった時 ぼくはふらりとここにやってきた ゆらゆらと漂うことばを追いかけて 顔も名前も知らない誰かのことばに涙する 誰も知らないかれのことばに頬が緩む ここに来ればきみに出逢える気がして ここに駆け込めばことばがぼくを包み込んでくれて そうしてぼくはことばが好きになったのです