世界の手本通りに
僕と君は影を重ねて
教えられた通りに声を出して
教科書通りのタイミングで
愛の言葉を囁いた
いつの間にか価値なんて
恐ろしいくらいに大暴落
この一瞬の間にも下がっていて
今なんてもう時価300円
最後が見えるような始まりなら
最後はどっちも泣いて終わりになるなら
偶然も奇跡も無価値だよ
君の空っぽのソレは要らないよ
君のソレがハリボテなら要らないよ
もしソレが私の一部になってさ
くっついて取れなくなってもさ
それはきっとただの夢
ホントになってしまった
とんでもない嘘