はあ・・・やれやれ。さてコイツ、どうすっかな・・・
なんかついて来る気マンマンな目してる。そんな目で私を見るな~・・・
私、自分で言うのはあれだけど、結構なお人好しなのよ?
そんな目で見られたら強く振り払えないじゃないかぁ~!!(泣)
「最近まともな物を食べてなくて・・・(ぐぅ~)」
・・・もうついて来いっっっ!!!!!(泣)
という訳で魔法使いが追加されました。強いからいいや!(ポジティブ)
街まで会話をして向かう。
「まともなものじゃないって、何食べてたのさ?」
「パンの耳とか、カツの端っこの余った所とかですね。」
「え!?マジで!?」
「マジです。」
「・・・」
「・・・」
「苦労してんだな。お前は・・・」
「あ、いつもの事なのでご心配無く。」
「いや、いつものことってよく体もってたな!?」
「耐性ってやつですかね?」
「違うと思う。街で飯奢ってやるよ。」
「いや、大丈(グゥ~)」
「・・・」
「・・・」
「・・・(ジーッ)」
「(汗)あ、ありがとうございます・・・」
「遠慮するな・・・」
あ、ついた。けっこう近かったな。
「あ、付きましたね。結構近かったですね。」
・・・こいつ、私の心を!?なんてね・・・
で、でもこいつなら・・・無いって言い切れないんだよな・・・
結構有能な魔法使いだしな・・・
そんな事有るはず無いけど一応ね・・・一応聞いておこうかな~・・・
続く
サミルさん……。是非主人公にお腹いっぱい食べさせてもらってくれ。
ところで、食事量が減ると胃袋が縮むからますます食べられる量が減っていくそうですね。