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第6回

「あんたって・・・」
「あんたじゃないです。サミルです。」
「さ、サミルって人の心読めたりしないよね?」
「!?」
「1?」
「な、なぜそれを!?」
まじかあああーーーーーー!!!!
「でも・・・」
ん?
「ラミエルさんの心は読めないんです」
んん?
「魔族や魔物によくあることなんですが・・・」
ギクッ
「ラミエルさん、人間ですよね?」
ギクギクッ
「お、おう・・・」
「じゃあ何故でしょうか?」
私が元魔王だからじゃね?なんて言えねええええ!!!!!
いやでもコイツならアホだし「?」で済むんじゃね?
「なんか今ラミエルさんの心から、アホって聞こえたような?」
な、何でこいつこういう時だけえええ!?
「そ、そんな事な、ないよ!」
「本当ですか?」
「勿論だよ!」
「そうですよね。聞き間違いですよね。」
ホッ、良かっ・・・
「いや、やっぱり今 良かったって聞こえましたよ!!」
ギクッ!こういう時は視線をそーっと・・・
「(ジイー)」


続く

  • 元魔王ラミエルさま
  • 現在勇者
  • ←ざっくりあらすじでした。
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