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1月1日君と一緒に No.14

「さあ、始めよっか」
「うん」
私たちはアルバムを1ページから開いた。
「やば。泣きそう。ふ~」
1ページ目。
私は別れた日の写真。
ここは、同じ別れた日。
「一緒…」
次のページ。
私はその次の日。
ここも。
「一緒…だね」
「うん」
「そりゃ毎日撮ってるんだから当たり前か」
お互いの写真は全く違うものだったり、同じ綺麗な青空だったり。
涙をこらえながら言った。
「やっぱ、シンクロしてるわ。タイトルまで付けて。それもちょっと似てるし」
私の1枚目の写真は『別れの日。理想の空。神様からの最高のプレゼントだね』。
ここの1枚目の写真は『さよならの日。綺麗。何かの、ご褒美?』。
少し似てる。そう思うと余計に溢れるものがあった。
「ありがとう。こんな大事に持っててくれて」
「うんうん。こっちこそ。○○の言う通りだったね」
この瞬間、やっぱりここのことが友達として好きだ。と思った。

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  • すいません。まだ続きます。飽きたら読まなくても…。
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