「あーあー、聞こえますか?」
ねぇ、僕の心の声が聞こえますか?
君の声もちゃんと聞こえるよ
たまにくぐもったりするけれど
僕の心臓と君の心臓を
赤い糸で繋いだ
僕ら2人だけの糸電話
気まぐれに回線が乱れるけど
それもいいな、いいなって笑うんだ
こんなにも心が繋がってると
たわいも無さすぎて呆れそうなこと
話したりするけど、いいよね
「僕と君との間に命が宿ったら
どんな名前を付けようか???」
流れる鼓動を聴くのが辛いから
言わずに避けてきた君の求める言葉
5文字が唇に引っかかって
取れないんだよ、離れないんだよ