自分のことをXジェンダーの無性だと思っていたけれど、少し違うかもしれない。
不定性かな、と思う。
男性と女性の間で揺れ動くというよりかは、基本男性でも女性でもない、でも中性でも両性でもない(ややこしい)「何か」なのだけれど、ごくたまにそこに、女性が一割ぐらい入ってきたりする。中性がすこし混じることもある。そんな感じの不定性。
だから女性扱いは好きではないけれど、女性が少し混じっている日は、制服のスカートを着るぐらいなら、少しだけ、いつもより、苦ではない。「まあいいか」ぐらいの気持ちで、少し違和感を感じつつも、着る。
こんなことを急に考えたのは、とある男子に、「俺、女性で、一番話せるのがカイレンセキさんなんだよね」と言われたから。自分は体は女性だけれど、心は女性じゃないから、どう反応すればいいのかわからなくて、「そうなんだ」しか言えなかった。その言葉で、「自分はどんな性別なんだろう」と思って、再び考えてみた。
あと、一人称で「僕」を使っても、良いのかな。多分ホケンシツのみんなはいいよ、と言ってくれるかもしれないけれど、学校とかで使っても、大丈夫かな。
いつか誰かに言えるかな。自分がXジェンダーだって。女性じゃないって。難しい。いくら優しい人でも、言うことは、怖い。
普通に生活するのに性別なんて、ほとんど関係ないのにな。話すとき、勉強するとき、そのときに性別なんて気にしなくてもいいと思うのだけれど、性別でなんとなく分けられている学校、それが居心地が悪い。
私の学校はXジェンダーじゃない子も普通に僕って使うし、誰もなにも言ってません!だから大丈夫だと思います!