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神様が与えた私たちへの罪 No.4

…来ねぇーじゃねぇかよ。
「倖田、柴崎は?」
「寝坊です」
言ってやった。
「寝坊じゃないです!」
来た。
「お腹痛いって言ってって言ったでしょ?」
「何言ってるか全然分かんない。でも遅刻したのそっちでしょ。来るって言ってたし」
「げげげげげ」
「ふっ」
「わ!笑ってくれた!」
笑っちゃった。
「じゃあ、ここにある木を線書いてあるから切っていってほしい」
先生の前には数えられるか数えられないくらいの木が並んでいる。木といってもそれほど大きくはなく、手の指先から肘の辺りまでの長さ。
そこに鉛筆で線が書かれている。
それを何と言うのか分からないやつでガタガタと切っていく。
「こわいね」
「うん」
すごい振動で、手が震えてしまう。
「できた!」
「私も」
上手いとは言えないがそこそこにはできた。
「あ、おはよう」
「い、今~~~~!!!!????」

  • 小説執筆部
  • 神様が与えた私たちへの罪
  • 昨日の分です。最後ふざけました。笑
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