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めまい

僕が主人公の物語で
君やアンタらは脇役で
でも、君やみんなの物語のでは
僕は日々を演じるエキストラ

僕に当たるスポットライト
眩しいくらいの脚光は
僕に向けてのものではなくて
隣の君のもので
その端で突っ立ってるだけの僕で

そしてまた気怠い朝が
噛み続けて飲み込めなくなった愛を
そして空の藍も、きっと喰らい尽くして
真っ白になった世界で
落書き扱いされる僕にまた戻る

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