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〜二人の秘密〜長文なので時間がある時に読んで下さると嬉しいです!

今日は窓辺に座っていつもの窓辺から見える景色を描いていた。
『今日は絵を描いているのか。』
先生とアルは両脇から私の絵を覗き込む。

「描きたい絵が描けないから下手だけど。」
“君にはここがこんなふうに見えてるんだな。”
『雨上がりって感じだな。』
先生は描いた絵を指でなぞりながらそう言った。

「よくわかったね?ほら、ちょっと前、雨の中遊んだでしょ?その時の色。」
“え、知らない。その話、知らない。”
「確か、アルがこっち来る前だったかな。」
『あぁ、君が雨具もなしに楽しそうにしてるから。』
「え〜、そうだっけ〜(笑)?でも先生が魔法を使ってくれたのは覚えてるよ。」
“どの魔法?”
「それは秘密だよ。ねぇ、先生。」
『言ってもいいと思うが君がそう言うなら秘密だな(笑)。』
先生は笑うと私の頭に手を乗せて早く描けと促す。

私は目線を描いている絵に戻す。
「あのときの感動とは少し違う気がするんだよね。」
『そうか??私はこんな感じだったと思うが?』
“う〜ん。その時の景色はわからないけど、綺麗だよ?”
「そう?じゃあいっか。」
私はそのまま続きを描き始める。

『君が描き終わるまで横で見てる。』
“賛成です。君の絵、見てたい。”
「いいよ。話ながらやる。」

私は絵を描きながら、先生やアルと魔法の話をした。
また今度、魔法の薬学を見せてもらう事を約束したとき、丁度絵が完成した。

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  • 読んで下さった方ありがとうございます!
  • 長文すみません!
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