掘り返して、掴んで、こぼれる。 必死に隙間を閉じながら泣いている。 わけも分からないまま、大事なのかも分からない。 けれど、掴みかけたソレがこぼれる様が、寂しかった 希望を掬うには人の手はちっちゃすぎたみたい。