部屋に隠る蒸し暑さ
少しの渇きと
扇風機の回る音
薄暗いベッドの上で光るブルーライト
相変わらず月も星も見えない
カーテンから漏れる街の灯りは
捨てたはずの涙を甦らせる
明日は憂鬱でもあるが
今はまだゆっくりと夢を見ていてもいい
眠れない夜に今日を待つと
ふとあなたを思い出す
眠れない夜にあなたを待つと
ふと弱さが顔を出す
今日もあなたに会えるだろうか?
笑ってくれるだろうか?
何度も考えては切なくなったりもするけど
心配は要らない
ほら、今日の合図が
何もないこの街を染めていく
また、はじまっていく。