かん違いしないでよね
ちがうもん、べつに…
よるが永く感じるのとか
ふとした時に浮かぶのとか
のみ込めない吐き出せない
しんじゃいそうな妄想とか
やきもち焦がしそうなのとか
ちょっと期待してみちゃったり
ほんとにほんとに方向音痴で
こい焦がれるベクトルを踏み外してる
様
へ
もしかしてのもしかして……!
滑るような帰りの電車で
この詩を見つけたときの気持ちを
丁寧に灯しつづけたいです。
こんなすてきなおてがみへ、
おへんじを考えられるしあわせを
わたしだけのものにしてもよいのでしょうか……。