歩き続けた靴はすり減って、靴底がなくなってしまった。 履き続けた靴下は穴だらけで、ボロボロになってしまった。 進み続けた足は棒になって、いくら力をいれても動く気配がない。 そういえば、どこかでこんな言葉を聞いたような。 「足を止めて 息を吐く自分を褒めてからでいい」 もしかすると、今はそうすべきときなのかもしれない。