自分の見たかった世界を、 見れたかもしれない景色を、 他人がどんどん知っていく。 その人にとっては目の前にあって、私は遠くからこぼれる光をすくって、指からすり抜けていく。 分岐点を羨んでいる。 真ん中を破って歩くくらいの勢いが欲しい。 ティンカーベルの粉みたいに光の粒を纏えたらな。 動かなきゃ。