僕は親にも先生にも中性(最近は男に近づいてる気がする)なのを言えてない。
言ったら親には嫌な顔されて「そんな子は家にはいない。出ていけ。」って言われる。
先生は…たぶん話を聞いてくれるとは思うけど、僕の扱いに戸惑って、クラスのお荷物になってしまう。男子トイレを使いたいことも「○○くん」って呼んで欲しいことも言えない。髪がメンズカットだから、教育実習生の人に「○○…くん?さん?」って言われて、何度出席簿を見られたか。
心の中では「くん!」って思っても口に出したらみんなとの関係が崩れてしまいそうでとてつもなく怖い。
みんなや自分に嘘をついてるようで苦しくて、辛くて。死にたい、何でこんな体と心になったの?って自分が憎くて。自傷行為をしたくても怖い。傷が見つかったら何か言われそうで怖い。こんな自分が本当に大嫌いだ。
6月の僕の誕生日の日、小さい頃からの親友からお祝いの電話が来た。20分くらい普通に会話してた。なのに、突然、心の片隅から「大好きなのに、嘘ついてる。」って出てきて、泣いてしまった。「どうしたの?」って言われたから今までのこと、性別のことを全て話した。
すごく怖かった。独りぼっちになってしまうんじゃないかって不安だった。でも、親友は「そっか…。何となく分かってた。○○が性同一性障害なのかもってこと。打ち明けてくれて本当にありがとう。大丈夫!私は○○の味方!誰にも言わない。約束。」
彼女は大好きな親友と言ってくれた。これからも、と。嬉しくてまた泣いてしまった。
僕はまだ臆病だ。親友は分かってくれたとしても周りが何も知らないのは事実。自分のことはまだ嫌い。いつか好きになりたい。
自分も、雨宮さんのこと何とも思いません。
お疲れ様です。
自分は少し分かるような気がします。