照り付ける日射しの中 あなたの隣を歩く 僕はそれについていく 適当に生きていたら 気付けば夏になっていた 木漏れ日の中に 言葉を探すけど見付からなくて 暑いですね、とか つまんなすぎるよな あなたは少し笑う そうだね、って 何気ない一瞬すら 全て書き留めておきたい程 あなたが愛おしい 生ぬるい風が頬を撫でる 蝉が五月蝿いほどないている まだ帰りたくないな、 なんてね あなたは困ったように笑う それでももう少しだけ あなたの傍に居たいんです いいかな?