気づいたら、僕は両手に言葉という凶器を握りしめていた。 言葉から相手の血が滴るが、僕はそれを放り投げて、元の世界の顔に仮面を変える。 次の日。 僕は関係無い奴らに首をやられる。 まあ、一瞬で治るからいいけど。 次の週。 僕は学校を休んだ。 節々に言葉が刺さり、毒が体を回る。 仮面をつけようとするが、指先が麻痺してもう無理。 次の月。 僕はどうなった?