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続・旱天慈雨

公園の土管に座った2人はしばらく沈黙を貫いた。
彼女は時々こちらを見ながら話し始めの言葉を探している様子だった。
それでも今ここで僕が何かを言い出すのも何となく違う気がして、彼女の喋り出しを待った。
ついに彼女は顔を伏せた状態で話し始めた。

“今日は、誘ってくれてありがとう”

たっぷり考え抜いた末にしては随分あっさりとした世間話スタートに思えた。
しかし、二言目に彼女は一気に本題に持ってきた。

“本当はもっと早くこうやって2人で話したかった…”

場の雰囲気が一気に変わったのを感じた。

“私、よく当番でもないのに掃除残ってたでしょ?
あれなんでだと思う?ずっと待ってたの…この場面を…なのに…いつもすぐに部活に行っちゃう…”

彼女はどこか泣きそうになりながら話を続けた。

“気づいてた?私がたまにあなたの話してたの…”

「え、そうなの?でもどうして?そんなにクラスでも話してた方じゃないはずだけど、」
咄嗟に出てしまった。彼女にとっては言われたくないであろうことを…

“だから、あなたがよく「自分に彼女なんか出来るわけない」って言ってるのがいつも辛かった…”

彼女はどこか怒ってるような、泣いているような、
とにかく感情的だ。
「ごめん、でもあれは話の流れもあるしさ(笑)」
あぁ、多分ここで笑ってるのは最低だ
でもこれでいい…
彼女が間違いに気づけば…

“そんなことわかってる…あなたが私に興味がないのも…わかってるけど!…気づいてよ!せめて…気づいてよ!鈍感!!”

初めて彼女がまっすぐこっちを見た。
やっぱり泣いてたんだ。目がちょっと赤い

鈍感か…
多分違うな…
気づかないわけない、彼女が僕に向けてた目は
何となく知ってた。
フタをしてた…
だってそうしないときっと傷つけるから
僕は人に好かれる資格はない…
でも…もしこんな僕でも好きと言ってくれるなら…

気づけば、彼女の目をじっと見ていた。

“ねぇ…わかってよ…小6の頃からずっと好きなの”

「え、そうなの?」

“そうだよ!ずっと○○ちゃんにも相談してたし、”

まさかの僕がついこの間告った相手に相談していたとは…

to be continued…

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