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「ミギニマガッテクダサイ…」

かきちゃん先生、お疲れ様でございます!
いつも授業ありがとう!
今回は放送であった通り、本当にあった怖い体験について話したいと思います。

これは、高校の卒業式の日のお話です。
卒業式後の夜、ぼくはクラスのみんなで焼肉に行き、その後仲の良い4人でドライブをしていました。
初めは街中などを回っていたのですが、そのうち心霊スポットの噂が多い、海沿いの町へ行くことにしました。
しかしその途中、1人の友人がとても遠い場所に住んでいたため、帰らなければいけない時間になってしまいました。友人達とふざけて「奇数ってちょっと危ない人数らしいよ〜」なんて話しながらその友人を駅に送り届け、残りの3人でドライブを続けました。ぼくはよく車酔いしてしまうのですが、十数分走った所で急激な車酔いに襲われてしまい、車に乗っていられなくなりました。友人に「ちょっとやばいかも、どこか停められるところないかな?」と声をかけ、近くのコンビニに停めてもらうことに。ナビに従って進んでいる途中、ナビは急に道の無い方向に「ミギニマガッテクダサイ」と発します。友人は「おい!右に道なんかないじゃん!」と言いながら、近くの公園の側に車を停めました。「ここで休憩するか」と、車を降りた途端、自分の車酔いの症状がスッ…と無くなり、むしろ清々しいほどの気分になりました。「あれ?治ったかも?」なんて言いながら、3人でナビが誘導した方向を見に行くと…。
そこは下に何も無い、とても高い崖になっていました。
カーナビは、その町は一体、僕達をどこに誘導しようとしたのでしょう…。
ぼくの車酔いの症状は、もしかしたら車酔いではなかったのかもしれません…。


長くなってしまいすいません!かき先生も夜の奇数と海沿いにはくれぐれもお気を付けください……!
真夏の全国ツアーファイト!!!!

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