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現実

現実を見るのが辛いから
明日なんて来なくて良い

息をするだけで精一杯で
他人のことなど考えずに

ただ自分のためだけに
行動してしまう自分が

とてつもなく嫌いだった

いや

今も

とてつもなく嫌いである

どこかにあるはずの平行世界
その世界のうち、一つくらい

優しい自分がいるんじゃないか
私が幸せそうに笑ってる世界が

一つくらいあっても良いよね

現実世界で

優しくない自分
笑えてない自分

理想と遠くかけ離れた
自分で今を生きている

現実を見るのが辛いから、
明日なんて来なくて良いよ

君に想われない現実なんて
見たくないんだよばーか。

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  • 事実と主張と嫌悪を織り交ぜながら
    理想を少し悲しげに書いていて
    なのに最後に
    恋愛要素を含ませることができる二代目いちごショートケーキさんが
    本当に尊敬です!
    いつもとちょっと違うキュンだ‼︎‼︎

  • ただの自己嫌悪じゃなかった!って最後になる。
    現実から内面にどんどんと目を向け
    平行世界にはきっと理想がある
    って明記してから
    グッと現実に戻ってくる
    そしてその顔を上げると
    好きな人がいる

    この詩の時系列はどれも無理なく、
    何より自己嫌悪とキュンのコントラストが
    より詩の言葉を際立たせる
    恋愛ものにもこんな書き方があったなんて
    改めて尊敬します!