力に溺れて
牙を剥いて
誰かを傷つけて
気付いたら独りで
ただただ泣いて
後悔ばかり並べて
正しく生きたくて
それでも踏み出せなくて
僕にこの力はあまりに強すぎて
また誰かを傷つけるのが怖くて
牙を剥いて遠ざけてやり過ごして
不器用な僕にはそれしかできなくて
それでも愛を伝えてくれる人がいて
牙を剥く僕に笑いかけて
「もう大丈夫」って触れて
でも怖くて振り払って
寂しいなんて言えなくて
その笑顔を壊したくなくて
結局僕は不器用で
結局僕は弱いんだ
箇条書きチックで、文章を一切区切らない書かれ方が不器用さを切実に表しているようで
すごくいい詩だと思います!
とはいえ
アドバイス求むとあったので
微力ながらアドバイスさせていただきます
力に関する比喩は持て余した感じがよく出ていて良いのですが、
もう少し愛してくれる人と対比させて
自分が弱い、不器用なことの嫌悪、後悔を描いてもいいような気もします。
あとは技巧的な話ですが、
せっかく1行空けたなら、前半と後半で対になる句を入れて作るのも良いのではないでしょうか
ここまで偉そうなことを並べましたが
僕も切ない心の声をよく詩にしている1人の生徒としてとても作品楽しみです!
1ファンとして書かせていただきました。
未完成の全知全能さん、アドバイスありがとうございます