ミュージカルと2019の映画版で微妙にあらすじ違うので、それぞれ紹介しますね。
ミュージカルあらすじ
年に一度、満月の夜にロンドンのゴミ捨て場で行われる誇り高き個性的な野良猫たち(=ジェリクルキャッツ Jellicle cats)の舞踏会の話。
マンカストラップなど個性的な自分だけの名を持った猫たちが長老猫オールドデュトロノミー(Old Deuteronomy)に選ばれ遥かなる天上の世界(具体的にどのようなものなのかは明かされておらず個々の想像に任せられている)に行くため歌で自己をアピールしていく。ちなみに選ばれる猫はデュトロノミーが天上にのぼり新たな命(ジェリクルライフ)を送るに相応しいと判断した1匹のみ。
ガッツリストーリーが組まれているわけではなく、最初は猫の自己紹介として見た方が入り込みやすい。それもそのはず、原作はエリオットの詩集「キャッツ-ポッサムおじさんの猫とつきあう法-」であり、もとはさまざまな猫の紹介をする詩なのだ。
特徴としては全猫に名前がついており、ほぼ歌で構成されていてセリフがないことや、劇中に人間が一切登場しないことが挙げられる。
映画あらすじ
とある日の夜にロンドンのゴミ捨て場に捨てられた白猫、ヴィクトリア(Victoria)。彼女が迷い込んだのは、ジェリクル(ミュージカルと同義)の集う舞踏会の始まる時だった…。捨て猫なので右も左も分からない彼女に、ジェリクルであるマンカストラップを中心に猫たちが少し説明をする。そこから舞踏会が始まってゆき、ヴィクトリアも様々な猫の生き方を知っていく、、、。
ヴィクトリアという主人公的な存在を置いたことがミュージカルとの圧倒的な違いですね。ミュージカルにもヴィクトリアという猫はいますが明確な主人公のいないミュージカルなのでもちろん主人公ではありません。(というか全員が主人公みたいな感じなので)
とりあえずあらすじ書きました。読んで興味を持った方、ぜひねこ部(ミュージカルキャッツについての情報を発信する部です)入部希望のレスをください。