私は、高校の国語の先生になるという夢がある。その為に中学時代散々だった勉強を高校生になってから頑張ってきた。そんな中での経済的(制度を利用しても出来ない)事情で進学断念を母から告げられたあの日。お先真っ暗になった私は、学校で1番信頼出来て何でも話せる部活の顧問(女)の先生に悩みを全部打ち明けた。先生は、アドバイス的なのは言わずに先生から見た私について話してくれた。その言葉のお陰で、気持ちの整理がついて就職するという選択が出来た。就職試験が2,3週間後に迫っている今でも、進学したかったという思いは少しあるけれど就職を選んだことにあまり後悔はしてない。それは多分、就職して何年何十年働いてお金を貯めて大学に行って教員になった先生が学校に居ることもあって、完全に夢を諦めなくて良いんだと思えたことが大きかったのかなって思う。
私の家は母子家庭で就職を決めた1番の理由は母の為。母子家庭だから色んな制度とか受けられることも知ってるけど、祖父が残したビル(現在住んで居る家)があるが為に財産があると認定されて制度が受けられていない。それでも文句1つ言わず、ここまで何不自由なく育ててくれている母がいつか救われて欲しいと言う思いが強かった。
だから、今進学をしたくても出来ない人が居るなら別の選択肢も考えてみて欲しい。今は、この選択が自分のベストかもしれない。少し時間が経ったりとか周りに相談して、別の選択をしなくてはならない時にショックを受け過ぎない為にも。
私の体験が少しでも参考になったら幸いです。
長々と大変失礼しました。