1

論ずる

正論はまるで聖剣エクスカリバー
どんな闇も照らせるのに
力を持て余し、みんなが封印したがる

正義論はまるで妖刀ムラマサ
自分は悪くないと人を切る衝動を
人々に与える妖力故に人々から恐れられる

でも正論同士が、ぶつかり合った時
どちらかが闇になってしまう
正義論同士がぶつかり合った時
どちらかは悪になってしまう

本来一撃必殺である両者の打ち合いは
反動だって当然大きい
でももう剣を振ることに抵抗が無くなってきた

誰がこれを止められるの?
誰が善悪を決められるの?
誰か僕の剣を破壊して…

  • 正論のぶつかり合いが辛い
  • 正論だけじゃきっと生きていけない
レスを書き込む

この書き込みにレスをつけるにはログインが必要です。

  • レスありがとうございます!
    好きな人との距離が縮まる様子を表したかったので、「キュンポイント」として感じて頂けて嬉しかったです

    こちらの詩、「正論」と『正義論』を「聖剣」『妖刀』に例えて、それぞれの特徴を表現されている構成に感動しました
    ぶつかり合った時の様子を何て形容するのか、私だったら語彙力がなくて書けないと思いますが…闇と悪!なるほど!ってなりました
    剣に例えているからこそ最後の【誰か僕の剣を破壊して】につながって、詩が美しくまとまるんですね!
    最後一気に詩の世界に引き込まれる感じがして凄く好きです!
    メッセージ性のある内容を、巧みな言葉遣いで表現される未完成の全知全能さんはやっぱりすごいです(*>∀<*)ノ