私がschool of lockに出会ったのは、去年の2月、先代・とーやま校長の退任へのカウントダウンが始まったころです。高校受験を終え、それまで勉強していた時間帯に空いた穴を埋めるためにつけたラジオから聞こえてきたのがschool of lockでした。
あれから1年半、今私は自宅から900km以上離れた学校で寮生活を送っています。学校でも寮でも、トラブルや嫌なことがいっぱい。でも、毎日の終わりにschool of lockを聞くと、心の中が晴れていくような気がします。
今日で高校2年生の前期が終わり、高校生活が折り返し地点まで来ています。真面目なこと、どうでもいいこと、楽しいこと、悲しいこと、ラジオから流れてくる声が、今までの1年半、私を支えてくれました。
さかた校長がいなくなった明日、ラジオの電源を入れるのが怖くなりそうで、正直にいうと今日の放送は聞きたくありません。でも、今日を逃したら、次はいつさかた校長の声を聴くことができるか分かりません。だから、勇気を振り絞って、今日の夜10時、ラジオのスイッチをつけたいと思います。