いつも泣いてる君だって、今ここで泣きなさいって言っても泣けないでしょう?
涙はね、自然でいいんだよ?
君はやさしいからね、やさしすぎるからね、人に涙を見せられないんでしょう?
泣きたいって思うときに泣いて、今は大丈夫っていうときに笑って…。
でもこう言っても、君は泣けないって言うでしょう?
だからさ、「泣けないよ」って泣いてくれてもいいんだよ?
「大丈夫、大丈夫」って抱きしめてくれる人は1人なんかじゃないはず。
泣いたあとは泣いちゃったって笑えばいいじゃん。
涙の君も美しいよ。
怖くても、怖くても、涙は許してくれるはずさ。
人前で泣くのは僕も苦手なので“抱きしめてくれる人は1人じゃない”、“涙は許してくれる”という言葉にとても救われました。
泣けないって泣いたり、泣いちゃったって笑ったり
そういうちょっと矛盾してるのが実はストレートな感情だったり、そんな風に改めて思える詩でした。
しばらくの“涙”についての詩とても楽しみです!