私の身体は熱を帯び、重くなる。 臥していても、それはわかる。 そして、夢か現かわからないようなものがぐらぐらして、ぱっと消えた。 汗だろうか、水滴がおでこから頬を伝って 首筋に落ちる。 時間もわからない暗い部屋で、何もなくなるのを待つ。 それしかできない私。