『まじであいつなんなの?』 こちらに向けられた刃が見える 『私が生きてる意味あるのかなって』 真っ暗闇に佇む一人の少女が見える ただの文字の羅列が こんなにも私に迫ってくるのは 私の防御力が弱いせい。 でもね、 『いつもありがとう』 一輪の花が見える 『大好きよ!!』 少女は笑顔で抱きついてくる ただの文字の羅列が こんなにもあたたかいのは 私が敏感に感じ取れるから。