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父について

今まで全然言ってなかった、言えなかったことがある。言わなくても良いことかもだけど、
ちょっと言語化して気持ちを整理したいので投稿します。父が亡くなる前、自分は父と喧嘩をしてしまった。その時病院のベットは空きが無くてリビングに布団をしいて療養をしていた。そんな中起こった出来事だった。
些細なことだった。内容はショックで覚えてない。
皿が自分に向かって投げられたことだけは覚えてる。あと自分が言った「自業自得」という言葉も。あの時、まだ父が癌だとは知らず、ただの風邪とか体調不良だと思っていた。
母に聞いたらやんわりと戻ってこれないかもと言っていた。私は全く実感が無かった。
病院で最後かもしれないから家族皆で会おう、写真を撮ろうってなって病院に行った。
その時の父の姿は車椅子に乗ってやせ細ったいつもの父では無かった。
この瞬間じわじわと実感が湧いてきた。
いろいろ話して、最後父は「みんな元気でね」と小さい声で言った。私は空元気というか、パパが居ないと朝起きれないじゃん!とか言ってたな。なんか暗い雰囲気にしたくなかったのかな当時の私は自分なりに。
その後がショックだった。癌が体全体に転移して危篤状態になっていた。ただただ苦しむ姿を見るという行為しか出来なかった。体に繋がってる管を必死に取ろうとしてたのを覚えてる。
そして2016年7月11日、父は癌で亡くなった。あっけなかった。
今まで人が亡くなっているところを見たことが無い自分はとてもショックを受けた。
自分があの喧嘩のせいで最後に嫌な思いをさせてしまったことがただただ後悔で仕方がなかった。
自分のせいでという気持ちで胸が苦しかった。吐き気が止まらなかった。
怖かった。火葬の時は特に。気分転換にラジオを聴いたが、何を喋っているのか全く理解出来なかった。ずっと後悔ばっかり考えてしまっていた。中1の頃は本当に辛い記憶しかない。
ここから何かが変わるというか、狂いだしたというか。良い変化では全く無かった。
ただただ虚無感と絶望感に後悔。もういろんな気持ちが溢れてきてた。
勉強なんて全く手につかなかった。
この日から今まで感情が鈍くなった

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