自分の身を削り続けて努力して、やっと生きていけるようなこの世界において、努力を続けろという叱咤激励は、確実なダメージであると同時に、自分をこの世に繋ぎとめる手段でもある。 ボロボロの心に「あなたは十分頑張った」「もう頑張らなくて良い」なんて言われてしまったら、無理やり保たれていた精神はぺきっとへし折れてしまうだろうから。 だから、ただ「もっと頑張れ」とだけ、言い続けてくれ。