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夢をみていた 3

「何してるの?」
 その声を聴いて少女は、中性的な人だなと思った。
 表現上、三人称は彼、としておこう。
 彼の高いとも低いともいえるその声は、ラムネ瓶に入ったビー玉のような透明感があった。
「……ぼーっとしてた」

  • ショートポエム選手権 裏
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