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夢をみていた

 どうせ知らない人だし何を話してもいいや。
 そういう気持ちが、少女には生まれていた。
 彼の瞳や雰囲気が、少女の言葉を引き出した、ともいえるかもしれない。
「じゃあ、私と少し話そう」
 彼は、少しだけ笑ってみせた。

  • ショートポエム選手権 裏
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