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夜行性

白の息が体を纏う。身体から発せられた熱が柔らかく12月の夜に溶けこんでいくのが心地良い
真っ暗な海の上に浮かぶ漁船は、きっとこんな感じだ、暗い1人の場所で、心臓の鼓動と走る足音、自分は隣の空気とは違い熱を帯びている、生きていると。
むしろ僕が生きていると感じとれないのは昼だ。
皆が同じ教室で呼吸をしている、整列しているというのはどこか、なんだか、不自然だ。
ずっとそこにいると、不安になってくるだろう。
だから、夜の時間は僕の中でかなり重要だ。
暗闇は何かといろいろ見えるもんだよ、、意外と

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